データインバウンド
2025年1月の外国人宿泊者数、豪州からのスノー需要増旅行者増。前年同月比35%増の1515万人に
2025.04.01
やまとごころ編集部観光庁が2025年1月の宿泊統計(第2次速報)を発表した。
2025年1月の外国人延べ宿泊者数は1515万人、全体の3割越え
それによると、外国人延べ宿泊者数は2024年同月比で34.8%増の1515万人泊だった。日本人延べ宿泊者数は同2.0%減の3373万人泊となり、合計した全体の延べ宿泊者数は同7.1%増の4888万人泊。延べ宿泊者全体に占める外国人宿泊者の割合は31.0%だった。
また、2025年2月(第1次速報)の外国人延べ宿泊者数は、前年同月比で15.5%増の1330万人泊、日本人延べ宿泊者数は同3.6%減の3503万人泊、合計した全体の延べ宿泊者数は同1.0%増の4833万人泊となる見込だ。


都道府県別の外国人宿泊数、12月に続きスノーシーズン需要で北海道が3位に
都道府県別の外国人延べ宿泊者数では、東京都が471万8790人泊(2024年同月比26.4%増)で1位。次いで大阪府(216万4840人泊、同23.3%増)、北海道(199万1030人泊、同79.6%増)、京都府(116万4960人泊、同34.8%増)、福岡(66万3350人泊、同29.2%増)と続いた。スノーシーズンの需要増により、12月に続き北海道が3番目にランクインした。

外国人宿泊数、前年比の伸び率トップは香川
外国人延べ宿泊者数を2024年同月との伸び率でみると、香川県が135.4%増でトップ、次いで徳島県123.4%増、富山県123.3%増だった。
香川県では、2024年、高松空港における国際線の通年運航・増便などの影響で訪日客数が増加した。2025年には瀬戸内国際芸術祭が開かれ、訪日客数がさらに増加する見込みとされる。

三大都市圏(※1)と地方部の伸びを2024年同月比でみると、それぞれ27.3%増、49.2%増となった。
また、日本人も含めた全体の延べ宿泊者数(都道府県別)は東京都852万1480人泊(2024年同月比6.0%増)で1位。以下、大阪府、北海道、京都府、千葉県の順だった。
国籍別の宿泊者数、スノー需要でオーストラリアが5位に
国籍(出身地)別外国人延べ宿泊者数は、1位が中国(344万7490人泊)、2位が台湾(196万6590人泊)、3位が韓国(192万5230人泊)、4位がアメリカ(93万790人泊)、5位がオーストラリア(81万72070人泊)となり、この上位5カ国・地域で全体の68.5%と7割近くも占める。1月は、上位5カ国の中に、スノー需要の高まりで訪日客数が順調なオーストラリアが入った。
2024年同月比でマイナスを示す国・地域はなく、すべて上回っている。特に中国(137.5%増)の伸び率が顕著で、その他に、ロシア(70.8%増)、マレーシア(67.5%増)、スペイン(61.9%増)で好調だった。
▶︎国籍(出身地)別外国人延べ宿泊者数(2025年1月[第2次速報])

旅行取扱状況、外国人旅行の2019年比は増加に転じる
また、観光庁が3月14日に発表した主要旅行業者43社・グループの1月分の旅行取扱状況速報では、総取扱額は対2019年同月比71.9%の2304億6284万円となった。
内訳をみると、海外旅行は同65.4%の851億3533万円、国内旅行は同74.4%の1324億6938万円、外国人旅行(日本の旅行会社によるインバウンド向けの旅行取扱い)は同104.1%の128億5814万円だった。海外、国内旅行は2019年同月比で下回ったが、外国人旅行ではわずかに上回る結果となった。
※1 )三大都市圏とは、「東京、神奈川、千葉、埼玉、愛知、大阪、京都、兵庫」の8都府県を、地方部とは、三大都市圏以外の道県をいう。
出典:観光庁 宿泊旅行統計調査 2025年1月・第2次速報、2月・第1次速報
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