データインバウンド
【訪日外国人数】2021年10月訪日客数2万2100人、前年同月比でも減少に転ず。11月以降の緩やかな回復に期待
2021.11.18
日本政府観光局(JNTO)が11月17日に発表した2021年10月の訪日外国人数*(推計値)は、2万2100人だった。これは、9月よりは4400人ほど増えたものの、新型コロナウイルス感染症の影響が出る前の2019年同月比では99.1%減に相当する。なお、4月から9月までは2020年同月比ではプラスが続いていたのだが、10月は、ビジネス往来、留学、家族訪問等の新規入国が許可された前年同月と比べると、19.3%減となった。
これで、1月から10月までの累計は2019年同期比99.2%減の21万3100人となった。

ワクチン接種が進んでいる欧米や東南アジアの一部では、接種証明書の提出で入国規制を緩和したり、撤廃しているところも増えてきた。日本でも11月8日から、外国人の新規入国制限の見直しと、ワクチン接種証明書保持者に対する入国後の行動制限の緩和が実施され、待機期間3日間への短縮や、留学生の受け入れ再開もあったが、観光目的の入国は引き続き認められていない。ただし、国内の感染状況を踏まえて、年内を目処に団体観光の入国再開に向けて検討するとのことなので、今後の動きに注目したい。
10月の訪日数を市場別に見ると、トップ5は、中国からの4000人、アメリカの2000人、韓国の1900人、インドの1500人、ベトナムの1000人で、それ以外は1000人未満だった。なお、各国・地域から日本への直行便は引き続き大幅な運休・減便となっている。
また、同日に発表された2021年8月の訪日客数(暫定値)は2万5916人で、そのうち1万3304人が観光客だった。

*JNTOによる訪日外国人とは、法務省集計による外国人正規入国者から、日本を主たる居住国とする永住者等の外国人を除き、これに外国人一時上陸客等を加えた入国外国人旅行者を指す。駐在員やその家族、留学生等の入国者・再入国者は訪日外国人数に含まれるが、乗員上陸数は含まれない。
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