データインバウンド
【外国人宿泊者数】2019年3月インバウンド宿泊者数838万人泊。都道府県別伸び率トップは高知県、市場別伸び率トップはベトナム
2019.06.03
刈部 けい子観光庁が発表した2019年3月の宿泊旅行統計調査結果によると、全体の延べ宿泊者数は4687万人泊で、前年同月比9.8%の増加となった。日本人延べ宿泊者数は前年同月比7.2%増の3850万人泊、また外国人延べ宿泊者数は、前年同月比23.5%増の838万人泊で、共に3月としては調査開始以来の最高値を記録した。なお、2019年1月以降の調査では新たに施設の追加・削除を行ったため、「既存施設ベースの前年同月比」では日本人1.5%増、訪日外国人10.9%増となることに留意する必要がある。
延べ宿泊者全体に占める外国人宿泊者の割合は17.9%だった。

外国人宿泊者の伸びを三大都市圏と地方部の前年同月比で見ると、三大都市圏で31.2%増、地方部は12.9%増だった。
都道府県別の外国人延べ宿泊者数は、東京都が215万人泊(前年同月比21.5%増)で1位、ついで大阪府(143万人泊、前年同月比49.8%増)、北海道(67万人泊、前年同月比5.5%増)、京都府(57万人泊、前年同月比31.6%増)、沖縄県(47万人泊、前年同月比26.4%増)と続く。
都道府県別の伸び率トップは高知県で、前年同月比78.6%増の1万1200人泊。倍増に近い大きな伸びを示した。ついで岩手県(2万110人泊)、島根県(7180人泊)が70%台で続く。
都道府県別の国籍(出身地)別延べ宿泊客数の構成比を見ると国による傾向が見て取れるが、北海道、東北、北陸では台湾、東海、近畿では中国の存在感が目立ち、中国・四国では韓国、台湾、香港が多かった。九州7県では韓国の割合が最も多く、大分県では6割が韓国人だった。また、福島県はベトナム、広島県は欧州が最も多かった。

3月の宿泊者数を国籍(出身地)別で見ると、1位が中国、以下台湾、韓国、アメリカ、香港となり、この上位5カ国・地域で全体の65.8%を占めた。
市場別伸び率に関しては、ベトナム(7万1190人泊)が58.9%と大幅に拡大、インド(5万6520人泊)も50%に近い伸びを示した。
国籍別の都道府県別の延べ宿泊者数構成比では、韓国と香港が大阪府で最も多かったが、この2つを除く18市場では東京都に宿泊した人の割合が最も多かった。

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